知ってた?網戸に向きがあるって?!

今年は早くも夏到来!
少し涼しい夜や朝はエアコンを切って網戸にしているご家庭も多いかと思います。
が、なぜか虫が入ってくる…そんなことありませんか?
それ、網戸の向きが違っているかもしれません。

網戸の正しい向きとは?

結論から言うと、どちらも正しいですが
窓の開け方によって推奨の向きがあります。

多くのお宅にある、引違窓については窓自体に方向性があり
室内から向かって右側が手前の右手前となっています。
それに伴い開け方によっては、網戸も右側に設置して利用することを推奨しています。

図のように、窓を全開するときは左右どちらでも変わりませんが
窓を半開にした時は左側だと隙間が開き、虫が入ってくる可能性もあります。

 

なぜ右手前なのか?

ご紹介した窓もそうですが、実は障子やふすま、引違戸の召し合わせも右手前が基本となっています。

これには諸説あるようですが、
一説には、右利きの人が多いから右側にしたという説。
世の中の8割は右利きで、戸を開ける時も自然と右で開ける人が多いです。
右利きの人は、左側の戸の引手に手をかける人が開けやすいんです。

また違う説では、
着物と同じ、左前は亡くなられた方の死に装束と一緒で縁起が悪いと言い伝えがあり忌み嫌われていたようです。


それを言うと、窓も左側が開けやすいから、網戸も左側にしてしまう…
という気持ちもよく分かりますが、ちょっとだけ開ける、半開にする…
という時は虫対策に右側をお勧めします。
ぜひご自宅もチェックされて、この時期嫌な虫の侵入を減らせたらいいですね。