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藤岡琴子(ふじおかことこ)

はじめまして 藤岡琴子と申します。
プロフィールのページを開いて頂きありがとうございます。

ここでは「私のこれまでこれから」をテーマに、自己紹介をさせて頂きます。

少し長くなってしまうかもしれませんが、出来る限り1回で私の事を知って頂くために、このページを用意致しました。

1回で結構ですので、お付き合い頂けると幸いです。

山口県 周防大島 出身

山口県外の方からは、「どこ?」と言われてしまう事も多いのですが…

「瀬戸内海のハワイ」や「星降る島」と、壮大な別名もある
周防大島(すおうおおしま)という自然豊かな島で生まれ育ちました。

ハワイのような海かどうかは置いておいて…家の目の前に海があり、海が見えるのが当たり前。
子どもの頃の遊び場も海でしたし、思春期以降の癒しスポットも海。

この島で、3世帯・8人家族・4きょうだいの長女として育ちました。

振り返れば、決して裕福な家庭だった訳ではありませんでしたが
家族はとても仲が良く、今でも周防大島は大好きな場所です。

工業高校出身だけど…

小さな頃から、『つくる』ことが好きだった事と、割と早くから、わが家の経済状況を理解してしまっていた私。
(長女ですし、下に妹弟が3人控えていることもありました。)

高校を卒業したら就職をすると決めていて、
そのためには「手に職を」と思い、工業高校の建築科に入学。

ですが、当時は『就職氷河期』真っ只中。
建築系の女性の求人は非常に少ない事が分かり、3年生の夏に急遽希望の進路を変更。

高校卒業後は大阪でブライダルの専門学校に入学しました。

出来る限り親に負担をかけないよう、夜間部の学校を探し、アルバイトと掛け持ちでの学生生活。
大変なこともありましたが、学校やバイト先で仲間もでき、楽しく勉強になる事もたくさんありました。

ウェディングプランナー

卒業後は、ウェディングプランナーとして広島のホテルで働き始めました。
※工業高校出身のウェディングプランナーは、私の知る限り同僚にはいなかったです。(笑)

人生の晴れ舞台に関われるこの仕事は、本当にやりがいだらけでした。

もちろん、大変な事だらけでもありましたが。

朝は早く夜が遅いのはもちろん、お客様のご要望が二転三転するのは日常茶飯事。
当日は絶対にミスが許されない。そんな職場。

でも、結婚式という「幸せな笑顔が集まる場所」が職場だった事は、私にとっても本当に良い経験だったと思います。

1人1人の人生(ストーリー)には、必ず大切な場面(シーン)が存在していて、その場面に誠心誠意関わる事が出来るブライダルのお仕事は、本当にやりがいがあった事は言うまでもありません。

きっと、この経験は現在にも根付いている大切なモノだと思います。

結果、結婚を機に退職をするまで6年間
ウェディングプランナーとして働かせて頂きました。

結婚を機に転職

結婚をキッカケに岩国市へ引っ越し、通勤や様々な事情から転職を決意。
夫との休みを合わせられるように仕事を探した結果、工務店で働き始める事になりました。

地域密着でリフォームがメインの工務店ではありましたが、この会社では様々な事を経験させて頂きました。

営業、事務、企画・広報や、太陽光発電の新規営業から、DMづくりまで、本当に色々な事にチャレンジする事ができ、自分達で一から考えて、どう新規開拓していき利益を出していくか等、非常に有意義な時間だったと思います。

そういえば、私は工業高校の建築科出身。
色々と理由がありブライダルの世界に飛び込みましたが、こういうめぐり合わせがある事も実感しました。

人生において無駄な経験はない。
起きた出来事をどう捉えてどう生かすか?

だから日々勉強と経験が大事なんだと納得した時期でもあります。

出産と育児と社会復帰と

現在、インテリアコーディネーターとして活動する傍ら「ハピママプラス岩国」というママのための支援活動にも参加させて頂いているのですが、私自身が出産から職場復帰の経験でかなり大変だった事が理由の1つです。

1人目の子どもを出産した際、本当に色々な事が大変でした。
もちろん、初めての出産という事もあるのでしょうが…子どもが生まれた事で環境が大きく変化する事を実感しました。

職場は非常に子育てにも理解があり、協力的な会社ではあったのですが、わが子はどうしてもミルクを飲んでくれず…

預けていた保育園まで、毎日授乳に行かなくてはなりませんでした。
仕事に支障が出ないように、昼休みに保育園に向かうのですが、そうなると私の休む時間はもちろんありません。

また、当時は夫の仕事も非常に忙しい時で、夜遅くに帰宅する夫とは生活リズムも合わず、育児シェアが出来るような状態でもありませんでした。

やる事がこんなに増えるんだ。
時間がいくらあっても足りない。

それらの現状を1人で抱えてしまったせいか、精神的にも体力的にも限界を迎えていました。
出産・育児における女性の負担は本当に大きなものだと実感させられた時期でもありました。

暮らし空間を整える事で変わる環境

2人目の妊娠が発覚した時、私達夫婦はちょうどマイホームの購入を検討していた時期でした。

勤めていた工務店で家を新築し、引っ越してから2週間後に2人目の出産。
上の子の時の経験もあり、大変になる事が事前に分かっていた事と、辛い思いはしたくないと、様々な事を事前に準備しました。

・育児がしやすい生活導線
・ストレスにならないような収納計画
・家族が協力しやすい分かりやすい配置
などなど。

もちろん、2人目の出産後もそれなりに大変なこともありましたが、生活空間を事前に整えた事で、1人目の時とは比べ物にならないぐらい、私のストレスは軽減出来ました。

暮らし空間を整える事の重要性を身をもって経験したのです。

ほんの少し意識を変えて暮らしの空間を整えるだけで、自分や家族にとっても良い影響がたくさんありました。

※2人目の育児休暇中に、整理収納について学び始め、整理収納アドバイザーの資格を取得。

さらなる転機

2人目の育休後、職場復帰をした私に、さらなる人生の転機が次々に訪れます。

会社の体制変更により配置転換。
業務縮小により、退職した上司や同僚もいました。

子ども二人の出産・職場復帰と、とてもお世話になった会社でしたが、色々と悩んだ末に転職を決意する事に…

以前から興味のあった、広告代理店へ転職しました。
キャッチコピーやサービスの魅せ方、マーケティングについてを学ぶ事が出来て、さらなる成長のキッカケを与えてくれた職場でした。

もちろん、育児との両立は大変でしたが、クリエイティブなお仕事はとても刺激的で本当に楽しかったです。

約1年という短い時間でしたが、この会社で得たものは「ママでも学びや成長ができる」という事。
自分のやりたい事に背を向けなくて良いんだ。
ママだからという理由で諦める事はないんだ。
そう気づかせてくれた職場でした。

その後、担当していたクライアントさん(モデルハウス兼レンタルスペースを運営していた工務店)に声をかけられ、再度転職。
企画・広報、モデルハウスの平日運用(レンタルスペースとしての企画管理)を任される事になります。

2人目の出産後の約2年間。
思いがけず2回転職をする事になった私ですが、この時期の経験は非常に有意義なものでした。

1人目の出産の時は、正直、毎日がネガティブな感情で家に帰りたくなかったり、できない自分に自己嫌悪になったりと、ずっとモヤモヤした気持ちでいました。

でも、そんな状態だった私でも、

前向きにチャレンジして良い。
環境が変わる事は悪じゃない。むしろ良い影響もある。

人は変われる。
変わって良い。
やりたい事は出来る。
成りたい自分に成って良い。

そう思えるようになった2年間であり、この時間と経験が現在の私の糧となっている事は言うまでもありません。

インテリアコーディネーターになる

…実は、最初の工務店に入社してすぐ、インテリアコーディネーターの資格試験を受けた事があるのですが、言われるがまま試験を受けたため、資格取得に失敗していました(汗)

妊娠出産を機に止めていたインテリアの勉強を再開。
仕事と子育てをしながらの勉強で資格取得まで時間がかかってしまいましたが、無事にインテリアコーディネーターの資格を取得。

モデルハウス販売を機に個人として下請けの仕事をスタート
さらなる勉強をしながら新築のインテリアコーディネートに携わり始めます。

現在では、
新築、リフォーム、ひとり暮らし、
店舗、自宅サロン等々
幅広いニーズにお応え出来るインテリアコーディネーターとして活動させて頂いています。

時短家事コーディネーターの資格取得

職場環境が変わったり、やりたい事やチャレンジしたい事が出てきたり…

働き方に大きな変化があった私ですが、家事や育児をおざなりにするのは嫌でした。

そこで出会ったのが「時短家事」という考え方。
家事を効率化し、短い時間で出来るようにする。というもの。

決して、家事を「手抜き」するのではなく、
効率化を図って「手間を抜く」という考え方に興味と好感が持てました。

最初は自分のために学び始めた時短家事ですが、現在では時短家事コーディネーターexpertの資格も取得。
子育てママの暮らし改善のアドバイスも行っています。

ママのための支援活動
イベント活動

キッカケは広告代理店のスタッフで『スマイルママプロジェクト』を結成し『ママカフェ』を開催したことでした。

イベントや交流会、講座を定期的に開催し、様々な情報交換の場所を作る支援活動を行ってきました。

2023年からは、
「岩国市男女共同参画推進会議」の公募委員として参加させて頂き、岩国市に住む子育て中の働く母として女性として市民のリアルな意見を伝えていく活動にもチャレンジさせて頂いています。


「これまで」と「これから」について

現在、私のメインのお仕事は「暮らし空間スタイリスト」として、インテリアコーディネーターの活動です。

ですが、これからも様々な事にチャレンジをするのだと思っています。
様々なご縁があり、本当に色々な事を勉強・経験させて頂けた「これまで」でした。

ブライダル業界では、
幸せな2人の門出を祝い、ご家族やご親族、友人の皆さまに笑顔になって頂くイベントのお手伝い。
サービス業の基本と様々な事を学ぶ事が出来ました。

工務店勤務では、
住まいは生活の根幹であり、変えが効きにくいモノ。
打ち上げ花火のように、1回の場面に向き合うブライダルのお仕事とは違い、日常的に続く笑顔を作り、守るためのお仕事をさせてもらいました。

広告代理店では、
マーケティングやサービスの魅せ方を学びました。
人にメッセージをお届けする為には、自分本位ではなく相手目線で組み立てる事の重要性。
その上で、どうやってサービスの色と違いを伝えていくか?

ママの支援活動では、
出会いによって、プロジェクトが作れる事。
家事育児の大変な事は抱え込まなくて良い。
誰かに相談する事で、様々な解決策がある事を知れる。

こうやって振り返ってみても、これまでは本当に学びの多い時間だったと思います。

「これから」先は、この学びで得た事を生かして、もっと笑顔を作るためのお仕事が出来れば私も嬉しいです。

本当の意味での女性の自立。
本当の意味での女性が活躍できる社会。

私のチカラでは微力な事も分かっていますが、こんなテーマにも興味をもっています。

私が経験してきた事が、あなたの変化のキッカケになるのであれば。
私の出来る事が、あなたの暮らしを充実させる素材になるのであれば。
私は、一生懸命あなたと向き合います。

暮らしの充実は、生活に変化をもたらしてくれるはずです。
是非、今後ともよろしくお願い致します。

暮らし空間スタイリスト
藤岡琴子